Studio News ---2013年  初夏から夏に向けて Go!

シャクティ・スタジオ ニュース

 

人も、猫も、わくわく♪

ミニシアターで繰り広げられる、アート・フェスティバルに心躍らせ、 休憩時間は、スカイ・ツリーを眺めながら、ワインを楽しみました♪
風薫る5月3日金曜日、ゴールデンウィークも後半に入り、 第5回「東京フリンジ・フェスティバル」が、シャクティ・スタジオで行なわれました。

今回は、スタジオ支配人・タイガー氏のインタビューを中心にお届けします――。

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Tiger

「最初のヨガから、人で一杯!

オレサマは幕の陰から見守ろうとしているのに、名前を呼ばれ、探されて大変だった。

ご機嫌うかがいに、猫のポーズをすれば、素敵!!!と騒がれて…。人気者はつらい!」

ちなみに、シャクティのクンダリニ・タントラ・ヨガは、 呼吸(気)を通して自らのエネルギーに火をつけ、

その熱を身体に循環させることで、心身のバランスを調えようとするもの。

みな見よう見まねながら、心地よさそうに身体を動かされていた。

14時からは、衛菊と奈舟による創作日舞「サロメ」――。
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Tiger

「キャリア、実績、確かな基礎に裏打ちされた表現力だけに、

東洋のぶきみさと美しさがきわだち、みな、その世界に引き込まれていたぞ!」

これは、2011年アヴィニョン・フェスティバルで批評家に絶賛された作品で、 今夏、同フェスティバルでの再演が決定!

15時半は、異色のシェークスピア劇 「リア王、その狂気」。 支配人には少しむずかしい演目か、ぐっすり眠っておられた――

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Tiger

「風が気持ちのよい日だったからにゃ。

レフ・キングスフォード・スミス氏がこのスタジオに来たのは、これで2度目かな。

2010年、灼熱の、夏の日、スタジオを下見に来られたんだ。

それが縁で、オレサマとは、まぁ、ヒゲ仲間のちぎりを結んだというわけ。

しかし、これほど、たくみにセリフを操るとは! 彼も、シャクティと同じ魔人属だった!!」

レフ氏とともに、魔人と評された舞踊家シャクティは、

静と動の入り混じる踊りに加え、スパイスの効いた日本語のセリフで、

リア王の哀しさ、滑稽さをあぶりだし、新たな表現の可能性を示していた。


ラストを飾ったのは、シャクティの十八番、「千夜一夜」――。

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Tiger

「リクエスト曲による即興舞踊は、エンターテイナ性に優れた作品で、 彼女の本領発揮! 身内がいうのもなんじゃが、

美しかったにゃ。 1曲ごとにドアが開き、ベールが一枚、一枚、はがれてゆくように、

魅惑の時は、あっという間にすぎていった…」

「今回、TFFの仕掛け人ドウェインと、Tさまが、オレサマをいかんなくサポートしてくれたよ。

お陰で、思う存分休むことができて、とても心地よい1日だった。 感謝!」
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すべての公演を終え、屋上でバーベキューを行い、 ライトアップされたスカイツリーの灯を眺めながら、みなで和気あいあい。

交流を楽しみました。
3年ぶりの開催に、支配人・タイガーは、 「ようやく出番が来た!」と、蝶タイをつけ、張り切っていましたが、 いざ本番になると、

もう役目は終わったといわんばかりに、 カーペットにからだをもぐらせて、ロールケーキ状態になって休息されておいででした。

MAKE IT HAPPEN! コミュニケート&コラボレーション!

きっと、次のイベントを夢の中で考えているのでしょう。 グッドナイト!
「継続は力成り」 こうして、東京フリンジの幕を閉じると、しみじみと感じます。

(インタビュー: Reiko)
*7月は、 恒例の「アヴィニョン・フェスティバル・オフ」のため、南仏へ向かいます。 シャクティは2作品を踊ります。
ボードレール原作の「悪の華」は、舞踊団の踊り、そしてヴァサンタマラの詩で構成。

ソロの「クラシック・ヌー」は、気象科学者ヨルグの斬新な映像・音響が印象的な作品。
これらの様子は、またシャクティのコメントにアップしますので、そのときまでお楽しみに!!
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(記:Reiko)